
教育の理念
想像力の重視
アニメーションをつくる上で、最も重要なもの、それは豊かな想像力です。たとえ技術的に稚拙でも、豊かな想像力があれば、魅力的な作品が生まれうると私たちは考えています。現代のような情報過多の社会において、豊かな想像力を持ち続けることは、次第に困難になりつつあります。しかし、そうした状況であるからこそ、教育の場で想像力を育むことはとても大切なことなのです。
実験精神を育む
アニメーションは、飛び抜けて自由な表現技法です。
映像をフレームという単位で積み上げ、動きのイリュージョンをつくりだすという原則に従いさえすれば、どのような素材でもアニメーションになりうるのです。
こうしたアニメーション表現の多様性と自由さを理解し、何でもありの実験精神で、
失敗を恐れずに、自分なりに新しいと思える表現に取り組む姿勢を評価したいと考えています。
歴史を伝える
アニメーション映画には、約100年の歴史があり、その間、多くの先人たちがそれぞれ 必死に築き上げてきた膨大な遺産があります。私たちは新たな作り手として、そうした 過去の遺産を受け継ぎ、それをさらに豊かなものにしてゆく責務があります。 そしてそのためにも、歴史を知り、考え、未来とつないでゆく視点が必要なのです。 こうした意識を育てることこそ、大学でアニメーションを学ぶことの一つの大きな意義と いえるのではないでしょうか。
